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春夏秋冬、季節の花々が咲き競い、来園者を歓迎してくれる日本最大級のフラワーパーク。面積約50haは、東京ドームの約11個分、甲子園球場なら約13個分の広さというから驚きです。大山をバックに美しくデザインされた季節のお花畑、巨大な温室フラワードーム、ルーフ付きの展望回廊、園内を一周するフラワートレイン、幻想的な夜間庭園ムーンライトフラワーガーデンなど魅せ方の工夫がいっぱい。ランチやスイーツ・お土産物も揃うテーマパークです。
続きを読む白壁土蔵の残る町並みが続いたと思うと、一気に視界がひらけ、国内で5番目に大きな湖・中海へと滑り出す加茂川・中海遊覧船。ゆったりとした遊覧船のイメージとはちょっと違う、アトラクション的な爽快感あるクルージングです。ルートは、旧加茂川の白壁土蔵前をスタートして、米子城跡や市街地を遠望するダイナミックなロケーションを楽しんだら折り返し。再びスタート地点へともどる約50分の船旅。中海の美しい夕日を水上から眺められるサンセットクルージングも素敵です。
続きを読む米子市の中心地、旧加茂川の北側に今も残る下町風情が懐かしいエリアは、通称しょうじき村。その古い商店街で創業220年超えの老舗茶道具専門店「ながた茶店」があります。歴史を感じさせる店先に、テイクアウト専門店「NAGACHACafe180」がオープンしたのは2019年のこと。日本茶の専門店として初の試み「エシカルライフティー」をコンセプトに、減農薬・有機栽培の日本茶にこだわった和カフェです。店内では地元のお茶を使用したスイーツや、アニメ「はたらく細胞」とのコラボスイーツもあるという面白さです。
続きを読む水の都・松江の象徴である宍道湖の、のどかな北岸に湧く松江しんじ湖温泉。地下1,250mから湧くお湯は77度の高温で、泉質は保湿効果のあるナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉。温泉街は旅館・ホテルが10軒弱とこぢんまりしていますが、目の前に広がる宍道湖の雄大さが湖畔リゾート気分を演出。立地的には松江城も近く、温泉街の玄関口となる一畑電鉄「松江しんじ湖温泉駅」前には屋根のある足湯が整備されています。
続きを読む宍道湖の夕日は「日本の夕陽百選」にも選定される、山陰屈指の美しい風景です。夕日の沈む方角は、神々のふるさと出雲の地。だからでしょうか、宍道湖の夕日が神々しく見えるのは。気象条件によりますが、宍道湖畔には神々しい夕日が眺められるおすすめスポットが点在。しんじ湖温泉の対岸にある島根県立美術館や夕日スポット「とるぱ」、岸公園や白潟公園など。観光協会が毎日発表する夕日指数をチェックすれば、よりベストな条件での夕日撮影に役立つはずです。
続きを読む宍道湖は、海水と淡水が混じる汽水湖で、魚介の宝庫ともいわれています。その代表格として「相撲足腰(すもうあしこし)」の語呂合わせで覚える宍道湖七珍は、順番に、スズキ、モロゲエビ、ウナギ、アマサギ、シラウオ、コイ、シジミという具合。ことにシジミは、日本一の漁獲量を誇る黒くて大きな粒ぞろいのヤマトシジミ。「宍道湖シジミ」のブランドで知られています。料理としては、シジミ汁やシジミご飯が定番ですが、シジミ丼やシジミバーガーなど、新作メニューも登場しています。
続きを読む出世魚であるスズキも宍道湖七珍のひとつで、和紙にくるんで蒸し焼きにする「スズキの奉書焼」は松江の郷土料理。その由来は、松江藩7代藩主・松平不昧公。ある朝、漁師たちが冷えた体を温めようと、獲ったばかりのスズキを炉の灰の中に埋めて蒸し焼きにして食べていたところに、お殿様が立ち寄られました。慌てた漁師たちは身近にあった和紙を水で濡らし、スズキを包んで蒸し焼きにして献上。すると大変気に入られ、以来、お殿様の好物になったというのです。
続きを読む写真を見てわかる通り、この「鯛めし」一般的な鯛めしとは様子が違います。炊きたてのご飯の上に、きれいにほぐした鯛の身や卵、大根おろしやネギなどを均等に盛り付け、特製ダシをかけて食べる独特のスタイル。松江の地で130 有余年続く老舗旅館「皆美館」の初代板前長が創作したのだそう。そのアイデアの元は、松江城のお殿様・不昧公。汁かけメシやそば具、西洋料理を好まれていたという伝承から生まれて名物料理になりました。
続きを読む『ヤマタノオロチ伝説』などお酒にまつわる神話が語り継がれる島根県は、日本酒醸造のルーツともいわれる地。澄んだ水・おいしいお米・杜氏の技術と、酒造りに重要な条件が揃う土地柄、幾つもの優れた酒蔵が存在します。明治初期から、宍道湖畔で上質な地酒を醸し続ける國暉酒造もそのひとつ。宍道湖を望む仕込み蔵は、松江藩主松平家の土蔵を譲り受け、移築改造した由緒ある蔵。湖畔には約30種類の地酒が試飲できる店舗も構え、酒蔵見学にも応えています。
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