ローカル線で山陰まんなかを旅しよう
山陰地方(島根県と鳥取県)の中心に位置するこの地域は、日本古来の歴史、文化、自然の魅力が詰まっています。
ここには1500年以上の歴史を持つ出雲大社、国宝に指定された松江城、世界中で人気を博している抹茶、そして美しく繊細な和菓子があります。さらに、宍道湖、中海、日本海といった美しい自然の風景、新鮮な食材、温泉も楽しめます。日本の真髄を語るなら、山陰まんなかを訪れる理由が数多くあります。

この山陰まんなかの旅は出雲からスタートします。出雲大社は日本を代表する神社です。古来より日本の神聖な場所を象徴するとされている神聖なしめ縄があります。このしめ縄は長さ13.5メートル、重さ4.4トンもあります。その大きさは、日本人だけでなく世界中の人々を驚かせます。

次に出雲大社前駅から松江までローカル鉄道「一畑電車」に乗ります。ヨーロッパ風のおしゃれな駅からレトロな電車に乗ると、すぐに右手に宍道湖が見えてきます。日本で7番目に大きい湖です。汽水湖であるため、多種多様な生物が生息しており、素晴らしい夕日でも知られています。

最終停留所の松江しんじ湖温泉駅に到着した後、宿泊施設に向かいます。この駅の周辺には多くの宿泊施設がありますが、ここでは100年以上前に建てられた古い日本家屋を改装した「米村屋」というゲストハウスをお勧めします。(1日1組限定)。2017年の春にオープンしたばかりで、日本人の生活スタイルを体験できる宿としてよく知られています。また、国宝の松江城も徒歩圏内にあります。このゲストハウスは、街を散策するのに便利な場所にあります。

松江市内を散策するのもおすすめですが、隣接する安来市もぜひ訪れたい場所です。松江駅から山陰本線に乗り、安来駅を目指します。安来駅からの送迎バスで、アメリカのガーデン雑誌によって日本で最も美しい庭園と選ばれた足立美術館に到着します。周囲の山々を背景にした日本庭園の美しさは、一時的に時間の流れを忘れさせてくれるでしょう。

また、近くの安来節演芸館もお勧めです。ここでは日本国内のドラマでも取り上げられたことのある伝統的な日本舞踊「安来節」を見ることができます。これは過去に日本の宴会でよく演じられたコミカルな踊りで、公演を見た後には自分たちでも踊る体験ができます。
安来駅に戻った後は、とても和風な建物「山常楼」で和食をお楽しみいただけます。

安来駅から山陰本線で10分の米子は、日本の古い街並みが残る地域です。街を散策していると、古い倉庫「蔵」や、多くの日本人が子供の頃に食べていた安価なお菓子「駄菓子」などを見つけることができるでしょう。宿泊施設については、米子駅からバスで20分のところに皆生温泉があります。

皆生温泉での宿泊の翌日は、境線を利用して最終停留所の境港駅に向かいます。境線の電車の側面に描かれている奇妙なキャラクターを見つけたら、それらは「妖怪」と呼ばれる日本の精霊のキャラクターです。日本で最も有名な漫画家の一人、水木しげるは境港で育ちました。市内の至る所で彼の漫画の「妖怪」を見つけることができます。また、境港には日本国内で最も多くの漁港があります。海とくらしの史料館に展示されている剥製の魚を見たり、この街の周辺で収獲された日本海の非常に新鮮な海産物を楽しむことができます。